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番 号:140-ab-001 | ||||||
画家名:エドワード・バーン・ジョーンズ | ||||||
作品名:パンとプシュケ Pan and Psyche, 1874 | ||||||
画 像: | ||||||
【絵画解説】 | ||||||
パンとプシュケ Pan and Psyche, 1874 サイズ: 65 cm × 53 cm ハーバード美術館蔵 作 者:エドワード・バーン・ジョーンズ パーンは、ギリシャ神話に登場する羊飼いとその群れの神で、パンパイプを演奏し、ニンフの仲間です。 彼は、アルカディアに住み、春と豊穣に関係し、畑や木立、峡谷が擬人化した神と見做され、山羊の下半身を持ち、頭に山羊の角が生える半神半獣の男でで、サテュロスやファヌウスと同一視されています。 また、彼は精力が強くマスターベーションを、ヘルメスから習いこれを羊飼いにも教えたと言われています。 パーンは、パンパイプと呼ばれる笛の名手であったため、アポロンと音楽勝負をしたマルシュアスが彼だったとも言われています。 クピドとプシュケの物語では、眠っているクピドの姿を見た後、プシュケは宮殿に置き去りにされてしまいますが、クピドからの愛を勝ち取るためのアドバイスをしたのが、パーンでした。 彼は、どちらかと言えば、のどかな牧歌的な印象より、性欲の強い半神半獣としての方のイメージが強いのではないでしょうか。 この絵には、プシュケに対し、恋のアドバイスをするパーンの姿が描かれていると思われます。 |
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