|
【インターネット美術館・世界の名画】
このサイトでは西洋絵画史を簡単にご紹介させていただいております。 |
|
番 号:200-ah-041 |
画家名:フランツ・フォン・シュトゥック |
作品名:キルケを演ずるティラ・ドゥリュー Tilla Durieux als Circe |
画 像: |
|
【絵画解説】 |
キルケを演ずるティラ・ドゥリュー Tilla Durieux als Circe
サイズ: --- cm × --- cm 個人所蔵
作 者:フランツ・フォン・シュトゥック
この絵には、キルケを演ずる20世紀初頭のオーストリアの舞台女優ティラ・ドゥリューの姿が描かれているようです。
キルケは、ギリシャ神話に登場します。
古代ギリシャのホメロスの叙事詩オデュッセイアに、彼女の家はアイエイア島の中の深い森の中ほどの空き地に建つ水の大邸宅として記述されています。
家の周りには、彼女に魔法で人間から変えられたライオンやオオカミが徘徊していました。
彼女は、この島に流れ着いたオデュッセウスと船の乗組員を祝宴に招待し、妖薬を入れたワインを飲ませ皆をブタに変えてしまいます。
ただオデュッセウスだけは、ヘルメス(ギリシャの神々の一人)からキルケの妖薬から身を守る薬を貰っていたので、動物にならずに済みます。
オデュッセウスが、剣を抜いてキルケを脅すと、キルケは許しを請い、彼の仲間を動物から人間に戻しました。
いつしかオデュッセウスとキルケは愛し合うようになり1年間をともに過ごしたそうです。
|
|
|
Copyright (C) 2005 Investassist all rights Reserved |