ピエタ Pieta, 1891
サイズ: 95 cm × 178 cm シュテーデル美術館蔵
作 者:フランツ・フォン・シュトゥック
ピエタとは、磔刑され十字架から降ろされたイエスの死体を抱きかかえる聖母マリアを取り扱った芸術作品を言います。(ピエタという言葉そのものは、イタリア語で嘆きという意味だそうです。)
聖母マリアには、その人生において「7つの悲哀」があり、よく聖母マリアに突き刺さる7つの剣として芸術表現されます。このピエタも「7つの悲哀」のひとつです。
聖母マリアの「7つの悲哀」は次のとおりです。
1.シメオンの予言
2.エジプトへの逃避行
3.イエルサレム神殿でのイエスの見失い
4.十字架を運ぶイエスとの出会い
5.イエスの磔刑の目撃
6.脇腹を槍で突かれ十字架を降ろされるイエスの立ち合い
7.イエス埋葬の立ち合い
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