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【インターネット美術館・世界の名画】
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番 号:200-ad-051 |
画家名:ギュスターブ・モロー |
作品名:パシパエと牡牛 Pasiphae and the Bull |
画 像: |
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【絵画解説】 |
パシパエと牡牛 Pasiphae and the Bull
サイズ: --- cm × --- cm ------蔵
作 者:ギュスターブ・モロー
この絵には、ミノタウルスの母親となるパシパエと美しい白い牛の出会いが描かれているようです。
ミノタウルスは、ギリシャ神話に登場する頭が牛、体が人間の妖獣です。
クレタ島のミノアは、兄弟との王位継承争いのため海神ポセイドンに祈ると、彼の栄誉を示すため殺すことを前提に雪のように白い牛を贈られた。
しかし、ミノアはその牛の美しさの虜になり、殺すのが惜しくなり、代わりに自分の白い牛を殺したため、ポセイドンは彼に罰を与えた。
それは、ミノアの妻パシパエーを白牛との恋に落し、彼女をダイダロスに作らせた牛のぬいぐるみに忍ばせ交わらせた。
すると、頭が牛、体が人間の妖獣ミノタウロスが産まれ、人間を貪り食うなど暴れ出したため、ダイダロスに巨大なラビリンスの迷宮を造らせ、そこに封じ込めました。
最終的に、アテネの英雄テセウスによって、ミノタウロスは殺されてしまいます。
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