|
【インターネット美術館・世界の名画】
このサイトでは西洋絵画史を簡単にご紹介させていただいております。 |
|
番 号:200-ad-050 |
画家名:ギュスターブ・モロー |
作品名:ステュムパリデス湖のヘラクレス Hercules at Lake Stymphalos |
画 像: |
|
【絵画解説】 |
ステュムパリデス湖のヘラクレス Hercules at Lake Stymphalos
サイズ: --- cm × --- cm ギュスターブ・モロー美術館蔵
作 者:ギュスターブ・モロー
ヘラクレスは、ゼウスがアルクメネに産ませた子で、正妻女神ヘラの母乳を飲ませられ不死身の体になりました。
しかし、ヘラは、ゼウスの愛人の子ヘラクレスを嫌い、何かにつけ妨害をしたようです。
彼は、様々な武術をその道々の達人から学び、立派な武人として戦争でも活躍し、クレオン王の娘メガラとの間に子をもうけますが、ヘラに狂気を吹き込まれ妻子共々殺してしまいます。
この罪を償うため、神託に従いミケナイ王の部下となり、次の10の偉業を行います。そのひとつがステュムパリデスの怪鳥退治です。
・ ステュムパリデスの怪鳥退治
ステュムパリデスの怪鳥は、ステュムパリデス湖に住む人喰い鳥で、金属のような翼に青銅のクチバシを持ち、毒の糞をまき散らし、かつてはアルテミスのペットだったそうです。
ヘラクレスは、この怪鳥の巣が沼地にあったため体重で沈んでしまい近づけませんでしたが、女神アテナがヘパイストスに造らせたクロタラというガラガラ音を立てる道具で、怪鳥を巣から追い出し、ヒュドラの毒を塗った矢で射殺しました。
この時、逃げた数匹の怪鳥は、後にアルゴ探検隊の物語に登場します。
|
|
|
Copyright (C) 2005 Investassist all rights Reserved |