インターネット美術館 【インターネット美術館・世界の名画】
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番 号:200-ad-047
画家名:ギュスターブ・モロー
作品名:パエトーン Phaethon
画 像:
【絵画解説】 
パエトーン Phaethon
サイズ: 99 cm × 65 cm  ルーヴル美術館蔵
作 者:ギュスターブ・モロー

 パエトーンは、ギリシャ神話に登場する太陽神ヘリオス(アポロン)の息子で、輝く者、あるいはイオス(Eos)の息子という意味があるそうです。

 ある日、パエトーンは、遊び仲間に太陽神の息子であることを疑われたため、確証を求めて父親を訪ねました。

 太陽神はパエトーンの言うことは何でも聞いてあげようと言ってくれたので、彼は、父親の太陽の戦車を1日運転させてくれるように頼みました。

 しかし、運転が下手で、太陽の戦車が、地表近くを飛んだため地上は、燃えるような暑さで、あちこちに大災害が起きてしまいました。

 ゼウスは、これを見て、地球の危機を救うため、雷をもって、太陽の戦車を撃ち落とし、パエトーンを殺してしまいました。

  
   
 
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