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【インターネット美術館・世界の名画】
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番 号:200-ad-039 |
画家名:ギュスターブ・モロー |
作品名:デズデモーナ Desdemona |
画 像: |
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【絵画解説】 |
デズデモーナ Desdemona
サイズ: --- cm × --- cm ------蔵
作 者:ギュスターブ・モロー
この絵には、シェイクスピアの悲劇「オセロ」に登場するデズデモーナが描かれているようです。
「オセロ」は、シェイクスピアの4大悲劇のひとつで、16世紀頃の「ムーア人の船長」(シンティオ著)が基になっています。
物語は、ヴェネチア陸軍のムーア人将軍オセロと不忠義な旗手イアーゴの2人を中心に進み、人種差別、愛、嫉妬、裏切り、復讐、後悔などのテーマが盛り込まれています。
黒人の将軍であるオセロは、ヴェネチアの元老院議員ブラバンショの娘デズデモーナと恋に落ち、父親の反対を押し切って駆け落ちをします。
そこに、オセロと同僚のキャシオを嫌う旗手イアーゴが、キャシオとデズデモーナが浮気をしていると、オセロに嘘をつきます。
そして、イアーゴは、状況証拠であるオセロがデズデモーナにプレゼントしたハンカチを、キャシオの部屋で発見させ、浮気が本当であるとオセロに信じ込ませます。
浮気を信じたオセロは、イアーゴにキャシオを殺させ、自分もデズデモーナを殺してしまいます。
ここで、イアーゴの妻エミリアが、ハンカチの姦計を暴露し、怒ったイアーゴは妻を殺し逃亡するも逮捕されます。
イアーゴのすべての策略を知ったオセロは、絶望に陥り、自殺してしまいました。
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