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【インターネット美術館・世界の名画】
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番 号:200-ad-018 |
画家名:ギュスターブ・モロー |
作品名:ヘラクレスとヒュドラ Hercules And The Lernaean Hydra |
画 像: |
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【絵画解説】 |
ヘラクレスとヒュドラ Hercules And The Lernaean Hydra
サイズ: 179 cm × 154 cm シカゴ美術館蔵
作 者:ギュスターブ・モロー
ヘラクレスは、ゼウスがアルクメネに産ませた子で、正妻女神ヘラの母乳を飲ませられ不死身の体になりましたが、女神ヘラは、ゼウスの愛人の子ヘラクレスを嫌い、何かにつけ妨害をしたようです。
彼は、様々な武術をその道の達人から学び、立派な武人として戦争でも活躍し、クレオン王の娘メガラとの間に子をもうけますが、ヘラに狂気を吹き込まれ、妻子共々殺してしまいます。
この罪を償うため、神託に従いミケナイ王の部下となり、10の偉業を行い、そのひとつがヒュドラ退治です。
・ レルネのヒュドラ退治(無効)
ヒュドラは、複数の首を持った水辺の大蛇で、毒気を吐き、首を切り落としてもまた新たに生えてくる怪物でした。
このためヘラクレスは、切り落としたヒュドラの首の根元を、甥のイオラーオス松明で焼かせ、生えてこないようにした。
こうして倒したヒュドラから毒を採取し、その後の戦いで、この毒を矢じりに塗り使用して相手を倒していった。
従者の力を借りたため、この偉業は無効扱いになりました。
※ ヤマタノオロチを退治したスサノオノミコトの物語に似ていますね
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