インターネット美術館 【インターネット美術館・世界の名画】
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番 号:200-ad-010
画家名:ギュスターブ・モロー
作品名:ガラテア Galatée 1880
画 像:
【絵画解説】 
ガラテア Galatée 1880
サイズ: 85 cm × 66 cm  オルセー美術館蔵
作 者:ギュスターブ・モロー

 この絵には、裸で花の冠をつけたガラテアをのぞき込むポリュペモスの姿が描かれているようです。

 ガラテアは、ギリシャ神話に登場する海の妖精です。

 乳白色の肌を持つ彼女は、河の妖精の息子で、美男子のエイキスと恋に落ちましたが、ガラテアは、以前よりひとつ目の人喰い巨人ポリュペモスに付きまとわれていました。

 ある日、エイキスとガラテアが2人で海辺で会い抱き合っているところを、崖の上に来たポリュペモスに見つかり、ガラテアは海に逃げますが、エイキスは逃げきれず巨石を投げつけられ下敷きになって死んでしまいます。

 この巨石は割れて、そこから水が流れ出し川になり葦が茂ったそうです。

  
   
 
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