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【インターネット美術館・世界の名画】
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番 号:200-ad-006 |
画家名:ギュスターブ・モロー |
作品名:キマイラ La chimère 1876 |
画 像: |
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【絵画解説】 |
キマイラ La chimère 1876
サイズ: 33 cm × 27 cm ハーヴァード美術館蔵
作 者:ギュスターブ・モロー
この絵は、ギュスターブ・モローによって描かれたキマイラという作品です。
伝承されている姿と違い、ケンタウロスに翼をつけたようなキマイラになっていて、裸の女性に抱き着かれ、天に飛び立とうとしています。
キマイラは、ギリシャ神話に登場し、巨神テュポンと蝮女エキドナの子供で、兄弟には、地獄の番犬ケルペロスやヘラクレスに倒された怪物ヒュドラがいます。
ライオンの体に山羊の頭、尻尾は蛇に翼を持つなど、いくつかの動物の体の部分が組み合わさった怪物で、火を吐きながら空を飛びます。
最終的に、天馬ペガサスに乗った英雄ベレロポンに、鉛のモリを口に刺され退治されてしまいます。
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