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【インターネット美術館・世界の名画】
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番 号:200-ad-005 |
画家名:ギュスターブ・モロー |
作品名:エウロペと雄牛 Europa and the Bull 1869 |
画 像: |
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【絵画解説】 |
エウロペと雄牛 Europa and the Bull 1869
サイズ: --- cm × --- cm ------蔵
作 者:ギュスターブ・モロー
エウロペの強奪は、ゼウスが牛に変身し、美しい娘エウロペを誘拐するギリシャ神話のエピソードです。
ある日、フェニキアの王女エウロペは、侍女たちと浜辺の草原で水浴びをしたり花を摘んだりしていました。
浮気性のゼウスは、彼女を自分のものにしたくなり、白い立派な牛となり、彼女の前に現れます。
彼女は、この牛に興味を抱き角に花飾りをしてあげたりして、遂にはその背中に乗ってしまいます。
牛と化したゼウスは、エウロペを背中に乗せるやいなや海の中に入り、そそくさとクレタ島へと運び去り、本当の姿を現します。
そして彼女は、ゼウスとの間に3人の子供をもうけ、クレタの最初の女王となります。
ヨーロッパの地名は、彼女がゼウスに引きずり回された地が由来となっているそうです。
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