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【インターネット美術館・世界の名画】
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番 号:200-ad-004 |
画家名:ギュスターブ・モロー |
作品名:海から出でるビーナス Venus Rising from the Sea 1866 |
画 像: |
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【絵画解説】 |
海から出でるビーナス Venus Rising from the Sea 1866
サイズ: 55 cm × 44 cm イスラエル美術館蔵
作 者:ギュスターブ・モロー
この絵は、ヴィーナスの誕生の場面を描いているようです。
大地の女神ガイアが、自分の産んだ一つ目のキュクロプス族と、百の手と五十の頭のカトンケイル族を天空の神ウラノスが冥界に閉じ込めたことに対し怒りました。
復讐のためガイアは、息子のクロノスを寝室に待機させ、ウラノスがベッドに来た時、アダマスという鎌でウラノスの男根を刈り取らせました。
クロノスが、男根を大海原に投げ込むと、そこから白い泡をたてて愛と美の女神ヴィーナスが誕生しました。
ヴィーナスは、ギリシャ神話に登場するオリンポス12神のひとりで、侍女としてアグライア(典雅・優美)、エウプロシュネ(歓喜・祝祭)、タレイア(開花・繁栄・花盛り)三美神がいます。
彼女には、ウルカヌス(鍛冶の神)という夫がありますが、マルス(アレス)と不倫し恋のキューピッドで有名なクピドをもうけます。
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