インターネット美術館 【インターネット美術館・世界の名画】
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番 号:200-ab-096
画家名:ジョージ・フレデリック・ウォッツ
作品名:キリスト教の精神 The Spirit of Christianity. 1873–5
画 像:
【絵画解説】 
キリスト教の精神 The Spirit of Christianity. 1873–5
サイズ: 273 cm × 152 cm  テート美術館蔵
作 者:ジョージ・フレデリック・ウォッツ

 この絵は、ジョージ・フレデリック・ウォッツによって描かれたキリスト教の精神という作品で、表していることは慈愛です。

 慈愛(チャリティ)とは、キリスト教において、愛を与えるという意味で、元々はアガペー(agape )という言葉でした。

 主は、無限で無償の愛(アガペー)を持って、人間を愛し、イエスは、全人類の罪を背負って、十字架に昇られ、その愛を顕現されました。

 このような行為は、最後の審判の際に、問われるため、「善きサマリア人の譬」のように、貧しき人や弱き人への布施や奉仕を行うよう教示されています。

 絵画表現では、特に、母親の、赤子(自分の子、他人の子の区別なく)に対する自然な愛(母性愛)を、慈愛(チャリティ)として、多くの芸術家が表現しています。

  
   
 
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