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【インターネット美術館・世界の名画】
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番 号:200-ab-053 |
画家名:ジョージ・フレデリック・ウォッツ |
作品名:ゴディバ夫人 Lady Godiva |
画 像: |
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【絵画解説】 |
ゴディバ夫人 Lady Godiva
サイズ: 185 cm × 109 cm ウォッツ美術館蔵
作 者:ジョージ・フレデリック・ウォッツ
11世紀、領主の夫を持つゴディバ夫人は、聖母マリアを敬愛し、民衆への圧政をやめるよう夫に嘆願したイギリスの女性です。
夫のマーシア伯レオフリックは、ゴディバが民衆を重税から解放するよう何度も迫るので、「コヴェントリの町を、裸のまま馬に乗り、端から端まで、横断したら要求を呑む」と言いました。
この言葉を聞いたゴディバは、髪を振りほどき、衣服を脱ぎすて、白馬に跨り、二人の騎士をお供に、町を駆け抜けました。
出来ぬと思っていた領主の夫は、驚愕し、妻の願いを聞き入れたそうです。
町の人達は、自分たちのために恥ずかしい想いをしてくれている夫人を気遣い、その裸は誰も見なかったそうです。
ただ一人、見てしまった男がピーピングトムと言われ、これは英語で、覗き屋という意味になりました。
有名な菓子メーカーのゴディバもその社名は、彼女の名に由来するそうです。
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