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【インターネット美術館・世界の名画】
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番 号:190-ab-001 |
画家名:ポール・ゴ-ギャン |
作品名:我々はどこから来たのか 我々は何者か 我々はどこへ行くのか
Where Do We Come From? What Are We? Where Are We Going? |
画 像: |
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【絵画解説】 |
我々はどこから来たのか 我々は何者か 我々はどこへ行くのか
Where Do We Come From? What Are We? Where Are We Going?
サイズ: 139 cm × 375 cm ボストン美術館蔵
作 者:ポール・ゴ-ギャン
この絵の左上には、画家自らがフランス語で”D'où Venons Nous / Que Sommes Nous / Où Allons Nous”と書いた絵のタイトルあります。右上には作者名と日付が書かれています。
ゴーギャンは、11歳から16歳までラ・シャペル=サン=メマンのカトリック教会の学校に通い、そこで司教自ら書いたカテキズム(カトリック教会の解説書)を学びました。
その中に、3つの基本的疑問として、「人類はどこから来たのか」、「どこに向かっているのか」、「人類はどのように進歩すのか」というのがあり、ゴーギャンの芸術に影響を与えたと言われています。
彼は、タヒチに旅立ち多くの作品を仕上げていますが、愛する娘を失い、膨大な借金に苦しんでいる時にこの絵を描き、この絵の完成後、毒薬を飲んで自殺しようとしましたが失敗しました。
この絵は右から左へ見ていくもので、人々が3グループ分けられます。3人の女性と子供は人生の子供の段階、真ん中のグループは大人の段階、最後は老人の死への観念と諦めで足元の白い鳥は言葉は無用を表しているようです。
ゴ-ギャンは、「この絵は、自分の最高の作品だであるだけでなく、これ以上良いものはできない」と言い、それを表しているのが後ろの青い偶像:超越者であるようです。
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