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番 号:170-aa-027
画家名:イワン・アイバゾフスキー
作品名:アララト山を下るノア Descent of Noah from Ararat 1889
画 像:


【絵画解説】 
アララト山を下るノア Descent of Noah from Ararat 1889
サイズ: 128 cm × 218 cm  アルメニア国立美術館蔵
作 者:イワン・アイバゾフスキー

 この絵は、イワン・アイバゾフスキーによって描かれた「アララト山を下るノア」という作品です。

 アララト山は、創世記のノアの方舟に登場します。

 アダムの子孫たちが地上に増え、人々が堕落し、世に悪が満ち始めると、神は人間に失望し、大洪水によりこれを滅ぼそうと考えました。

 但し、神に忠実で信仰心の厚かったノアを救おうと、ノアに方舟の建設をさせ、家族とすべての動物のつがいを乗せるよう命じました。

 すると神の言ったとおりに大洪水が起こり、この洪水が150日間続き、地上の生き物を滅ぼしました。

 洪水が収まると方舟はアララト山に到着し、そこで鳩を放すと2度目にオリーブの葉をくわえ戻り、3度目には戻ってこなかったのでノアは水が退いた事を知りました。

 方舟を降りるとノアは、神に感謝の祈りを捧げました。するとそこには大きな虹がかかっていました。


  
   
 
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