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【インターネット美術館・世界の名画】
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番 号:140-ab-083 |
画家名:エドワード・バーン・ジョーンズ |
作品名:ペルセウス連作:メデューサの死 The Perseus Series: The Death of Medusa I, 1882 |
画 像: |
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【絵画解説】 |
ペルセウス連作:メデューサの死 The Perseus Series: The Death of Medusa I, 1882
サイズ: 124 cm × 116 cm サザンプトン市立美術館蔵
作 者:エドワード・バーン・ジョーンズ
ペルセウスは、黄金の雨と化したゼウスとアルゴス王の娘ダナエの間に生まれ、母親と共にセリポス島に移り成長しました。
○メデューサ退治
セリポス島の領主は、美女ダナエに魅かれたため息子ペルセウスを遠ざけようと彼にメデューサの首を取ってくるよう命じます。メデューサは、髪の毛が何匹もの蛇で、胴体が大蛇の女性で、その姿を直接見た者を石化させてしまうという怪物です。
ペルセウスは、アテナの剣と盾、ヘルメスの空飛ぶサンダルで武装し、隠れマントと袋を持って、まずメデューサの3姉妹グライアイ(盲目で杖を目とする老女)の所に行き、彼女達の目である杖を奪うなどしてメデューサが死者の国の洞窟にいる事を聞き出します。
死者の国の洞窟では、ペルセウスはアテナの助力を得て石化しないようメデューサを盾に映し、その姿を確認しながら斬首しました。
この時、飛び散ったメデューサの血が海に流れ海の中から空飛ぶ天馬ペガサスとクリュサオルが生まれました。
ペルセウスは、メデューサの首を持ってきた袋に入れ、ペガサスに乗り帰路につきます。
この絵には、アダマンタン剣でメデューサの首をはねたペルセウスの様子が描かれているようです。
左手に持ったメデューサの首は、すぐさま持ってきたキビシス(Kibisis)の袋に入れられました。
また、飛び散ったメデューサの血から空飛ぶ天馬ペガサスとクリュサオルが飛び出てきました。
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