インターネット美術館 【インターネット美術館・世界の名画】
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番 号:140-ab-075
画家名:エドワード・バーン・ジョーンズ
作品名:王宮の庭園 The Garden Court
画 像:
【絵画解説】 
茨姫:王宮の庭園 The Garden Court
サイズ: --- cm × --- cm  ------蔵
作 者:エドワード・バーン・ジョーンズ

 眠れる森の美女(茨姫)は、ペロー童話集やグリム童話集に載せられているお姫様を主人公としたメルヘンストリーです。
 ある国に、王女が生まれ、祝宴が催されることになり、その国の13人いる魔法使いの12人が招待されます。
 呼ばれなかった魔法使いは怒り、「王女が15歳の年、王女は糸車のスピンドルが刺さり死ぬ」という魔法をかけられてしまいます。
 この魔法を、祝宴に招待された魔法使いの一人が、「死ぬのではなく、百年、眠った後、目覚める」と魔法の威力を弱めてくれました。
 姫が15歳になると、魔女の糸車のスピンドルが刺さり、姫だけでなく城中が眠りに落ち、繁茂した茨で覆われてしまいます。
 百年が過ぎる頃、近くを通りかかった王子が、この城に興味を示し近づくと、呪いが解け、茨がほどけ、中に入っていくと眠る姫を発見します。
 王子が、姫にキスをすると、百年の眠りから、姫だけでなく城中が目覚め、二人は結婚します。

 この絵には、王子が茨をかいくぐり入っていった王宮の庭園の様子が描かれているようです。

  
   
 
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