インターネット美術館 【インターネット美術館・世界の名画】
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番 号:130-aj-092
画家名:ギュスターヴ・ドレ
作品名:旧約聖書「ヨナ書」イラスト集 Jonah
画 像:(画像をクリックすると画像が拡大します)
    
130-aj-092-001
クジラに吐き出されるヨナ
Jonah Is Spewed Forth by the Whale
130-aj-092-002
ニネヴェの人々に説教するヨナ
Jonah Preaches to the Ninevites
【絵画解説】 
 旧約聖書「ヨナ書」は、預言書のひとつで、預言者ヨナが、神からアッシリアの首都ニネヴェが破壊されるという啓示を受けるも、この神命から逃げ出すエピソードです。

1 「ニネヴェの人達の罪により、40日後、都市が破壊されるということをニネヴェの住民に伝えよ」という神命がヨナに下る。
2 ヨナは、ニネヴェに行かず、船に乗って反対方向に逃げたので、神は嵐を起こし船を動揺させ、船乗りたちがヨナを海に放り出すと嵐は治まった。
3 投げ出されたヨナは、大きな魚に飲み込まれ、3日間、その魚のお腹の中で過ごした後、海岸で吐き出された。
4 ヨナは、神命に従いニネヴェに行き、人々に悔い改めるようにとの神の警告を説くと、人々がこれに従ったので、神はニネヴェの破壊を取りやめた。
5 ヨナは、神が一度破壊すると言ったのに、取り消したことに腹を立て、ニネヴェの郊外に庵を造り、1本のヒョウタンを植え事態を見守った。
6 ヒョウタンが育って良い日陰ができたので、ヨナは喜んだが、神が虫を送って枯らしてしまった。
7 ヨナがこのことに激怒すると、神は、お前がヒョウタンを惜しんだように、自分もニネヴェの町を惜しんだと仰った。

 
   
 
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