インターネット美術館・世界の名画

【インターネット美術館・世界の名画】
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番　号：130-aj-090

画家名：ギュスターヴ・ドレ

作品名：旧約聖書「ダニエル書」イラスト集 Daniel

画　像：（画像をクリックすると画像が拡大します）


130-aj-090-001 追放者の中のダニエル Daniel among the Exiles	130-aj-090-002 炎の炉の中のシャデラク、メシャク、アベデネゴ Shadrach, Meshach and Abednego in the Furnace	130-aj-090-003 壁の言葉の解釈 Daniel Interprets the Writing on the Wall	130-aj-090-004 ライオン洞窟のダニエル Daniel in the Lions' Den
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130-aj-090-005 ４野獣の幻視 Daniel's Vision of the Four Beasts	130-aj-090-006 スザンナの水浴 Susanna in the Bath	130-aj-090-007 スザンナの勝訴 The Justification of Susanna	130-aj-090-008 ベル司祭に困惑するダニエル Daniel Confounds the Priests of Bel

【絵画解説】

　旧約聖書ダニエル書には、英雄ダニエルが登場し、その名の意味は「神は私の審判者」です。
　彼は、バビロニアのネブカドネザル2世の捕虜となり、ユダヤの神への信仰を続けながら、異教神信仰の王たちへ忠誠を持って仕えました。この間、夢の解析や世界の終末の幻視などで有名になっています。
　彼にまつわるエピソードにつぎのようなものがあります。

〇　炎の炉の中の３人
　シャデラク、メシャク、アベデネゴの３人は、バビロン王ネブカドネザルに、炎の炉の中に投げ込まれるも、天使により無傷で救出される。

○　ベルシャザルの酒宴‐壁の言葉　
　ベルシャザル王は、1,000人の臣下を集め宴会を催し、異教の神を礼賛していると、虚空の中から男の手が突然現れ、光のヘブライ文字が壁に書きこまれました。王たちは、その意味が分かりませんでしたが、ダニエルが言葉の意味を解析し、その解釈どおりユダヤの王国が再建されました。

○　ライオン洞窟のダニエル
　ダニエルをねたんだ王の家臣に、ライオン洞窟に投げ込まれてしまいますが、ライオンたちは、彼に向ってこないで、逆に彼を陥れた家臣を襲った。

○　スザンナの水浴
　スザンナが水浴していたのを見て欲情した老人たちに思いを遂げることができなかったため、スザンナが不貞を働いたというでっち上げ裁判にかけられた際、ダニエルがその無実を証明してあげた。