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【インターネット美術館・世界の名画】
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番 号:130-aj-031 |
画家名:ギュスターヴ・ドレ |
作品名:タイタニア:シェイクスピアの真夏の夜の夢より
Titania: Scene from Shakespeare's Midsummer Night's Dream |
画 像: |
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【絵画解説】 |
タイタニア:シェイクスピアの真夏の夜の夢より
Titania: Scene from Shakespeare's Midsummer Night's Dream
サイズ: 63 cm × 79 cm 個人所蔵
作 者:ギュスターヴ・ドレ
真夏の夜の夢は、シェークスピア作の喜劇です。
アテネ公シシアスとアマゾン国の姫ヒッポリタの挙式が間近に迫り、職人達の演劇も予定されています。
1.4人の若者の恋模様
貴族の娘ハミアとライサンダは恋人同士ですが、ハミアの父は娘とディミトリアスを結婚させようとしており、ハミアの友人ヘレナはディミトリアスを愛していました。
2.ハミアの選択
ハミアが、ディミトリアスとの結婚に応じないため、父親は怒りハミアに死か結婚の選択を迫りますが、ハミアとライサンダは、駆け落ちし妖精の森に逃げ込みます。ディミトリアスとヘレナもこの二人を追って森に行きます。
3.魔法の媚薬
妖精の森では、妖精王オベロンと妻のタイタニアが、インドの美少年を巡り喧嘩の際中で、オベロンは、妻の機嫌を直すため、下僕のパックに、最初に見たものを愛してしまうという媚薬を作らせ、妻の瞼に塗らせようとしました。
4.パックの失敗
下僕のパックは、媚薬をタイタニアだけでなく、森に来ていた4人の若者にも塗ったほか、職人ボトムの頭をロバに替えタイタニアに最初に見せてしまいました。
5.媚薬の結果
このため、タイタニアはロバの頭の男を好きになり、ハミアとディミトリアス、ライサンダとヘレナが恋仲になるという逆転劇が起こります。
6.オベロンの救済
これらを予想外の事が起こって慌てた妖精の王オベロンは、みんなの魔法を解いてやり、妖精の夫妻は和解し、ハミアとライサンダは父親の許しを得、ディミトリアスとヘレナも恋人同士になりました。
7、大団円
みんなの関係がうまくいき、職人達による演劇も無事行われ、アテネ公シシアスとアマゾン国の姫ヒッポリタの結婚式が盛大に祝われました。
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