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【インターネット美術館・世界の名画】
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番 号:130-ae-021 |
画家名:フランチェスコ・アイエツ |
作品名:バテシバ Bathsheba, c.1827 |
画 像: |
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【絵画解説】 |
バテシバ Bathsheba, c.1827
サイズ: 149 cm × 115 cm 個人所蔵
作 者:フランチェスコ・アイエツ
この絵は、フランチェスコ・アイエツによって描かれた「バテシバ」という作品です。
バテシバは、旧約聖書に登場し、ヒッタイト人ウリヤの妻でしたが、ダビデ王の妻となり、後にダビデの後継者としてイスラエル王となるソロモンをもうけます。
ある日、ダビデが王宮を散歩していると、裸で水浴中のバテシバを見つけ、関係を迫り、妊娠させてしまいます。
ダビデは、妊娠の濡れ衣を本当の夫ウリヤに着せようと、兵役の彼を自宅に帰そうとしますが、軍律に反すると断られてしまい策略は不調となります。
次に、ダビデは、ウリヤを亡き者しようと、彼を激戦の戦地に送り込みます。これは成功し、彼は戦死し、未亡人となったバテシバを、ダビデは妻に迎えることになります。
神は、このようなダビデの姦淫と謀殺に怒り、呪いをかけ、ダビデの息子の反乱などで内戦を勃発させ王国を不安定化しました。
内戦が治まると、ダビデは、昔バテシバとした約束の通り、王位を長男のアドニヤでなく、彼女との息子ソロモンに継がせ、このソロモンが第3代王として、イスラエルを繫栄に導きます、
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