インターネット美術館 【インターネット美術館・世界の名画】
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番 号:130-ae-008
画家名:フランチェスコ・アイエツ
作品名:ルツ Ruth 1835
画 像:
【絵画解説】 
ルツ Ruth 1835
サイズ: --- cm × --- cm  ------蔵
作 者:フランチェスコ・アイエツ

 この絵は、フランチェスコ・アイエツによって描かれた「ルツ」という作品です。

 ルツ記には、エリメレクが、妻のナオミと息子達とで、モアブの地に移り住み、エリメレクがそこで死に、二人の息子はそれぞれオルパとルツという妻をめとりましたが、この息子達もその10年後死んでしまったとあります。

 未亡人となった3人の内、オルパは躊躇しましたが故郷に帰り、ナオミとルツ(姑と嫁)はエリメレクの故郷ベツレヘムに行き、二人で親戚の畑の落穂拾いなどをしていました。(貧しい人の権利として収穫時の落穂拾いが認められていたそうです)

 ルツは、たいへん働き者で美しく義母を大切にしていたため、親戚のボアズに請戻し(未亡人を引き取る:レビラト婚)され、ダヴィデの祖父にあたるオベデを生みます。

 落穂拾いとこのストリーがうまくマッチングしていて説得力がありますね。

  
   
 
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