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【インターネット美術館・世界の名画】
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番 号:130-ae-005 |
画家名:フランチェスコ・アイエツ |
作品名: エサウとヤコブの再会 Meeting of Esau and Jacob |
画 像: |
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【絵画解説】 |
エサウとヤコブの再会 Meeting of Esau and Jacob
サイズ: 208 cm × 300 cm -------蔵
作 者:フランチェスコ・アイエツ
この絵は、フランチェスコ・アイエツによって描かれた「エサウとヤコブの再会」という作品です。
エサウは、旧約聖書に登場し、ヤコブと共にイサクとリベカの双子の息子で、弟のヤコブは、エサウの踵を掴んで産まれてきたと言われています。
兄のエサウは、毛深く赤い肌で、粗野なのでハンターになり、弟ヤコブは、タム(Tam)とも言われ、それは完璧を意味するそうです。
〇長子権
ある時、エサウがお腹を空かして狩りから帰ると、ヤコブが赤いポタージュを食べていた。
エサウが、このポタージュを恵んでくれるようヤコブにお願いすると、長子権(一族の相続権)を譲ってくれるならとの条件を出してきたので、エサウはこれを了承し、ポタージュを得た。
〇イサクの祝福
リベカは、ヤコブを可愛がっていたので、イサクの長子権の祝福をヤコブに受けさせようと、眼の弱っていたイサクを欺くため、ヤコブにエサウの振りをさせて祝福を受けさせた。
これを知ったエサウはが怒りヤコブを殺そうとの謀議を知ったリベカは、ヤコブを叔父ラバンの元に隠れさせる。
〇エサウとヤコブの再会
ヤコブは、仲直りのためエサウに贈り物を出したが、裕福になっていたエサウは、これを受け取らなかった。
ヤコブは、かつての行動に対し謝らなかったが、エサウの前で頭を下げ、贈物を受け取るよう言ったので、エサウはヤコブを許してあげた。
ヤコブは、ヤボック川畔での「天使との格闘」で、神から新しい名前としてイスラエルと名付けられていました。
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