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【インターネット美術館・世界の名画】
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番 号:130-ab-024 |
画家名:ジョン・マーティン |
作品名:クリティア Clytie |
画 像: |
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【絵画解説】 |
クリティア Clytie
サイズ: 62 cm × 92 cm レーン美術館蔵
作 者:ジョン・マーティン
クリティアは、ギリシャ神話に登場するオケアニスの娘の海のニンフで、太陽神ヘリオス(アポロン)の恋人でしたが、捨てられてしまいます。
アポロンは、新しくできた別の恋人の海の女神レウコテアの元に行ってしまいます。
レウコテアが死ねばアポロンが彼女の所に戻ってくると考えたクリティアは、レウコテアを殺害しましたが、アポロンはそんな気を少しも見せず他の女の所に行ってしまいました。
彼女はアポロンとの情事の件で、怒った父親のオケアニスに死刑を宣告され、岩の上で裸のまま留め置かれ、飲み物も与えられませんでしたが、ただ太陽(アポロン)だけを見つめていました。
すると、9日目に彼女の体は、ヒマワリに変身してしまったそうです。ヒマワリがいつも太陽の方に顔を向けているのはこのためだそうです。
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