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【インターネット美術館・世界の名画】
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番 号:120-ab-076 |
画家名:ジャン・レオン・ジェローム |
作品名:ポリュフェモス Polyphemus |
画 像: |
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【絵画解説】 |
ポリュフェモス Polyphemus
サイズ: --- cm × --- cm ------蔵
作 者:ジャン・レオン・ジェローム
この絵は、ジャン・レオン・ジェロームによって描かれたポリュフェモスという作品です。
ポリュフェモスが、オデュッセウス達の船に向かって岩を投げている場面が表現されているようです。
ポリュペモスは、ギリシャ神話に登場し、オデュッセウスがトロイ戦争で勝利し、故郷に帰還する際に遭遇した一つ目の巨人キュクロプスのひとりです。
キュクロプスの島に漂着したオデュッセウス一行は、巨人キュクロプスたちに洞窟に閉じ込められ、次々と仲間を食べられてしまいます。
このためオデュッセウスは船に積んでいたワインを、巨人の一人ポリュペモスに飲ませました。
酔ったポリュペモスは、オデュッセウスに名前を聞き、オデュッセウスが「ウーティス」(誰でもない)と名乗ると、最後にお前を食べると言いました。
オデュッセウスは、暗い洞窟の中で酔って寝てしまったポリュペモスの一つ目を潰しました。
するとポリュペモスは悲鳴をあげたので仲間が集まってきました。
仲間が、ポリュペモスに誰にやられたと聞くと「ウーティス」(誰でもない)と答えたので自分でやったと思い仲間は帰って行ってしまいました。
この隙に、オデュッセウス達は島を脱出しますが、怒ったポリュペモスの父親ポセイドンにより嵐を起こされ、彼らの船は遠くへと流されてしまいました。
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