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番 号:120-ab-070
画家名:ジャン・レオン・ジェローム
作品名:アスパシア家でアルキビアデスを探すソクラテス
Socrates Seeking Alcibiades In The House Of Aspasia
画 像:
【絵画解説】 
アスパシア家でアルキビアデスを探すソクラテス
Socrates Seeking Alcibiades In The House Of Aspasia
サイズ: --- cm × --- cm  ------蔵
作 者:ジャン・レオン・ジェローム

 この絵は、ジャン・レオン・ジェロームによって描かれたアスパシア家でアルキビアデスを探すソクラテスという作品です。

 アルキビアデスは、ソクラテスの弟子で、師匠をたいへん尊敬していたとのことですが、一方で粗野で傲慢だったとも言われています。

 アスパシア家は、アテナイの政治家ペリクレスの愛妾アスパシアの家で、知識人が多く集まる場所とされています。

 当時、ペロポネソス戦争でアテナイ主導のデロス同盟を率いていたペリクレスが死亡し、跡を継いだニキアスがペロポネソス同盟率いるスパルタと講和をしましたが、アルキビアデスは講和に異議を唱え戦争を再開してしまいました。

 この絵には、このような事情で、弟子のアルキビアデスに何かを言いたくてアスパシア家を訪れたソクラテスの姿が表現されているのでしょうか。

 ちなみに、アルキビアデスは、この戦争後、敵国スパルタに亡命するも、スパルタ王妃との不倫でペルシャに亡命し、その後アテナイから恩赦され帰国するも問題を起こしトラキアに亡命し暗殺されてしまいます。

  
   
 
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