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| 番 号：110-za-501 | ||||||
| 画家名：フレデリック・ハインリヒ・ヒューガ | ||||||
| 作品名：ディドの死 Death of Dido | ||||||
| 画 像： | ||||||
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| 【絵画解説】 | ||||||
| ディドの死 Death of Dido サイズ： 154 cm × 220 cm エルミタージュ美術館蔵 作 者：フレデリック・ハインリヒ・ヒューガ この絵は、フレデリック・ハインリヒ・ヒューガによって描かれた「ディドの死」という作品です。 ディドは、ウェルギリウスの書いた古代ローマの叙事詩「アエネーイス」（イリアスの続編）に登場します。 トロイ戦争において、敗軍の将となったアエネイスは、父親アンキーセースと息子アスカニウスとともに地中海沿岸を神々の干渉を受けながら放浪し、後の大ローマ帝国建国の地へと辿り着き、その礎を築きます。 ○カルタゴ女王ディド トロイ陥落後、アエネイスは嵐などに遭い苦難の末、カルタゴに流れ着き、女王ディドに謁見し、トロイ軍がギリシャ軍に負けたことを伝えます。 女王とアエネイスは、ハンティング中の嵐で洞窟の中で二人きりとなり恋に落ち結婚も考えますが、ユピテル神とヘルメス神がこれを許さず、アエネイスは次の地へと出発しなければなりませんでした。 これを悲しんだディドは、火葬用の積みまきの上に立ちアエネイスの剣を胸に刺し自殺を図り、これをイタリア行きの船から見ていたアエネイスでしたが、自らの運命には逆らえませんでした。 |
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