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【インターネット美術館・世界の名画】
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番 号:110-am-012 |
画家名:ジャン・フランソワ・ド・トロイ |
作品名:ナクソス島のアリアドネ Ariane on the Island of Naxos |
画 像: |
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【絵画解説】 |
ナクソス島のアリアドネ Ariane on the Island of Naxos
サイズ: --- cm × --- cm フェーブル美術館蔵
作 者:ジャン・フランソワ・ド・トロイ
この絵は、ジャン・フランソワ・ド・トロイによって描かれた「ナクソス島のアリアドネ」という作品です。
アリアドネは、ギリシャ神話に登場するミノタウロス退治のテセウスを手助けしたクレタ島の王妃です。
クレタ島の王子でパンアテナイア祭の勝者アンドロゲオスがアテナで殺害されたため、怒ったクレタ王はアテナを攻め、ミノタウロスへの生贄として各7人づつの少年少女を要求しました。
この生贄の1人がテセウスで、アリアドネは彼を見て恋をし、自分を妻にすることを条件にミノタウロス退治の手助けを申し出て彼もこの条件を受け入れました。
ミノタウロスは、迷宮ラビリンスの奥に住んでいるため、アリアドネは迷宮を創ったダイダロスの助言をテセウスに教えました。それは、毛糸のボールの端を迷宮の入り口に結んでおき、これを手繰って戻ってくるというものでした。
この助言のおかげで、テセウスはミノタウロスを倒した後、迷宮から帰還することができ、二人でクレタ島を脱出したとのことです。
ナクソス島に着くと、テセウスは寝ているアリアドネを置き去りにし、自分だけアテナへ向かいます。アリアドネがひとり海岸でたたずんでいると、通りがかったディオニィソス神(ローマ神話のバッカス)に、その美しさを見初められ、妻に迎え入れられたとのことです。
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