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【インターネット美術館・世界の名画】
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番 号:110-ai-006 |
画家名:ジロデ・トリオソン |
作品名:ダナエとしてのラング夫人 Mademoiselle Lange as Danaë, 1799 |
画 像: |
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【絵画解説】 |
ダナエとしてのラング夫人 Mademoiselle Lange as Danaë, 1799
サイズ: 48 cm × 60 cm ミネアポリス美術館蔵
作 者:ジロデ・トリオソン
ダナエは、ギリシャ神話に登場するアルゴス王アクリシオスの娘で、黄金の雨と化したゼウスとの間に英雄ペルセウスをもうけます。
アクリシオス王は、ダナエを授かりましたが、世継ぎの男の子がいなかったため、神託を求めたところ「息子はできないが、孫の男の子を授かる、但し、孫に殺されて王位を奪われる」とのことでした。 これに危機を感じた王は、ダナエに男が近づかないよう地下室に閉じ込めましたが、黄金の雨と化したゼウスがダナエに降り注ぎ、ダナエに男の子(ペルセウス)が産まれます。 王は、ダナエと孫を殺すのは忍びないと思い、箱に入れ海に流しました。箱はセリス島に流れ着き、そこでペルセウスは成長し冒険の旅に出ます。
この冒険については、ペルセウスの項を参照してください。
この絵には、そのダナエに見立てたラング夫人の肖像画描かれています。
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