|
【インターネット美術館・世界の名画】
このサイトでは西洋絵画史を簡単にご紹介させていただいております。 |
|
番 号:110-aa-017 |
画家名:ジャック=ルイ・ダヴィッド |
作品名:テレマコスとエウカリスの別れ The Farewell of Telemachus and Eucharis 1818 |
画 像: |
|
【絵画解説】 |
テレマコスとエウカリスの別れ The Farewell of Telemachus and Eucharis 1818
サイズ: 88 cm × 103 cm ゲッティセンター蔵
作 者:ジャック=ルイ・ダヴィッド
トロイ戦争勝利後、オデュッセウス行方不明になっていたため、妻のペネロペに多くの求婚者が現れ、王国は乗っ取りの危機にありました。 そこで、オデュッセウスとペネロペの息子テレマコスは、父親オデュッセウスを捜索する旅に出ました。 まず、スパルタ王メネラオスを訪ねると、オデュッセウスは無事だが海神ポセイドンの怒りにより帰国できずにいること、女神アテナより故郷に帰ることができることを聞き出しました。 この後、テーレマコスは、故郷に帰り老人に変装したオデュッセウスと再会し、ペネロペへの悪辣な求婚者たちを排除する作戦を考えます。 それは、ペネロペに城に伝わる大弓を射ることが出来たものと結婚すると提案させることでした。その弓は、求婚者たち誰ひとり弾くことが出来ませんでした。 そこに老人に化けたオデュッセウスが現れ、その弓を取り、求婚者たちを矢で射り撃退し、正体を現し王国の再興を果たします。
この絵には、上述のストリーにインスパイアされたフランスの作家フランソワ・フェネロンが書いた本のエピソードが描かれています。
テレマコスは、父親を探して流れ着いたカリプソの島で、カリプソの従者をしていたエウカリスと恋に落ちますが、父を探すべく彼女と別れ旅立たなくてはなりませんでした。
|
|
|
Copyright (C) 2005 Investassist all rights Reserved |