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番 号:110-aa-010
画家名:ジャック=ルイ・ダヴィッド
作品名:ナポレオンの戴冠式/ The Coronation of Napoleon, 1806  
画 像:
【絵画解説】 
ナポレオンの戴冠式 The Coronation of Napoleon, 1806   
サイズ:6.21 m × 9.79 m ルーヴル美術館蔵
作 者:ジャック=ルイ・ダヴィッド

 この絵の正式なタイトルは、「1804年12月2日、ノートルダム大聖堂における皇帝ナポレオン1世の奉献と皇妃ジョゼフィーヌの即位式」です。
 絵の中にいるすべての人々の視線が、絵の中心にいるナポレオンと皇妃ジョゼフィーヌの方を向き、教皇と皇妃は対角線上に配置されています。
 出席者として、ナポレオンの母親、弟のルイ・ボナパルト、兄のジョゼフ・ボナパルト、ナポレオンの子、3人の妹たちが描かれ、ダヴィッド自身も真ん中奥の観覧席にいます。
 ナポレオンの皇帝の地位は神様から授けられた地位であり、出席している教皇ピウス7世は祝福するのみの立場となっています。対して皇妃ジョゼフィーヌには、神から認められたナポレオンより王冠を授けられています。


 
   
 
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