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【インターネット美術館・世界の名画】
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番 号:100-bb-015 |
画家名:シャルル・グレール |
作品名:シバの女王/ The Queen Of Sheba, 1838 |
画 像: |
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【絵画解説】 |
シバの女王 The Queen Of Sheba, 1838
サイズ: 54 cm × 43 cm ローザンヌ州立美術館蔵
作 者:シャルル・グレール
シバの女王は、旧約聖書に登場し、エチオピア若しくはイエメン方面にあったさされるシバ国の王様です。
シバの女王は、ソロモン王の知恵を伝え聞き、本当の賢者かどうか確かめるため、ラクダなどに乗せた多くの財宝や香辛料と随行員を引き連れ、エルサレムまでやってきました。 彼女は、城で歓待され、ソロモン王に、「7つで出来て、9入っていて、2つの飲み物を出されるものとは何か」という謎かけを行いました。するとソロモン王は、「7とは生理の期間、9とは妊娠期間、2つの飲み物とは母乳で、赤子を指している」と回答をしました。
この答えに、シバの女王の女王は満足し、ソロモン王は賢者との評判を再認識し、ソロモン王と多くの贈り物の交換をして、国に帰って行きました。
この絵は、遠くの光の当たったエルサレム宮殿から、エルサレムの門まで行列が続き、黒い姿のシバの女王が金色の立派な椅子のついた馬車(?)に乗り、国に帰っていく様子を描いているのでしょうか。
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