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【インターネット美術館・世界の名画】
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番 号:100-bb-011 |
画家名:シャルル・グレール |
作品名:ヘラクレスとオンファレ/ Heracles and Omphale 1862 |
画 像: |
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【絵画解説】 |
ヘラクレスとオンファレ Heracles and Omphale 1862
サイズ: --- cm × --- cm ------蔵
作 者:シャルル・グレール
オンファレは、神託によって奴隷となったヘラクレスを、ヘルメスから買い取って仕えさせたリュディアの女王です。 ヘラクレスは、ヘラに狂気を吹き込まれ、イピトスを殺し、神殿のものを略奪などした罰として、3年間奴隷となり奉公することになりました。 ヘラクレスを買い取ったオンファレは、ヘラクレスに女性の格好をさせ、糸紬など女性の仕事をやらせたりもし、自分もヘラクレスのライオンの毛皮を被ったり、オリーブの木の棍棒を持ったりし、二人の間に子供を設けたりもします。 彼女に仕官中、ヘラクレスは、通行人に葡萄畑を耕作させていたシュレウスを倒したり、武器を盗んだ詐欺師ケルコプスをやっつけたり、海岸に打ち上げられていたイカロスの遺骸を埋葬してあげたり、アルゴ探検隊に参加したりしました。
この絵には、ライオンの毛皮の上に座って糸紬をやらされているヘラクレスと、それを椅子に座って見つめるオンファレ、そしてヘラクレスの棍棒を持って彼女に寄りかかるクピドが描かれていると思われます。
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