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【インターネット美術館・世界の名画】
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番 号:100-as-006 |
画家名:ガブリエル・フランソワ・ドワイヤン |
作品名:ディオメデスに負傷させられるヴィーナス/ Venus Wounded by Diomedes |
画 像: |
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【絵画解説】 |
ディオメデスに負傷させられるヴィーナス Venus Wounded by Diomedes
サイズ: --- cm × --- cm エルミタージュ美術館蔵
作 者:ガブリエル・フランソワ・ドワイヤン
ディオメデスは、ギリシャ神話に登場する英雄で、トロイ戦争のギリシャ軍で活躍し、アテナの最もお気に入りの兵士で、あの木馬の中に忍んだ兵士のひとりです。 彼は、12神のひとりヘパイストス神から贈られた胸甲をし、猪マークの盾、父親譲りの剣と槍、テュデウスが亡くなったため譲り受けたアテナの鎧で武装し、オデッセイらと一緒に闘っていたそうです。 彼が、トロイ戦争で、敵将アイネイアスを倒しかけた時には、アイネイアスの母親であるヴィーナス(アフロディテ)が、息子を助け出そうと戦場に降りてきて、彼に負傷させられ、息子のアイネイアスはアポロンに救われました。 また、戦闘神マルス(アレス)も、彼に、槍で負傷を負わされ敗退していきました。彼は、不死の申し出をされ、後に神となっていきます。 彼は、トロイ戦争後、故郷に帰りましたが、妻の裏切りに会ったため、イタリアに渡り、トロイから盗んだ守護像パラディオンにより、10以上の町の祖となりました。
他にも、アキレスとの論争、アマゾネスとの戦い、何人かの葬儀のゲームなどのエピソードが残っています。、
この絵では、ディオメデスにより、負傷させられるヴィーナスの場面が、描かれています。
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