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【インターネット美術館・世界の名画】
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番 号:100-ac-034 |
画家名:アドルフ・ウィリアム・ブーグロー |
作品名:父に別れの挨拶をするトビアス Tobias Saying Good-Bye to his Father 1860 |
画 像: |
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【絵画解説】 |
父に別れの挨拶をするトビアス Tobias Saying Good-Bye to his Father 1860
サイズ: --- cm × --- cm -------蔵
作 者:アドルフ・ウィリアム・ブーグロー
トビアスは、トビト記に登場し、トビトの息子で、父親の目を治すために天使と共に旅をします。 トビトは、主を敬い生活していましたが、ある日、穢れを気にせず、殺されたユダヤ人の死体を埋葬してあげました。 そして、彼が、疲れて庭で寝ていると、鳥が横切り、その際、糞を落として行き、その糞がトビトの目に入り失明してしまいました。 このため息子トビアスは、父親トビトの目を治す薬を求め旅に出ますが、主はお伴として、アザリア(大天使ラファエル)を遣わします。 旅の途中、2人は、巨大魚に襲われますが撃退し、アザリアは、この魚の内臓から目の薬を作り、父親トビトのもとへと帰途につきます。 ある町に来ると、サラという美しい娘がアスモデウスという悪魔に取り憑かれ、彼女が結婚し初夜を迎える度に夫を絞め殺していました。アザリアは、トビアスに彼女との結婚を薦め、初夜の日、持ち帰る父親の目の薬を香炉で焚くとアスモデウスがサラの体から飛び出し、それをアザリアが捕まえて山の奥地に閉じ込めました。 サラを伴って、父親のもとへ帰ったトビアスは、父に目薬を処方し、トビトの目は良くなりました。
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