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【インターネット美術館・世界の名画】
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番 号:100-ac-009 |
画家名:アドルフ・ウィリアム・ブーグロー |
作品名:慈愛/ Charity 1859 |
画 像: |
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【絵画解説】 |
慈愛 Charity 1859
サイズ: 116 cm × 90 cm ミシガン大学美術館蔵
作 者:アドルフ・ウィリアム・ブーグロー
慈愛(チャリティ)とは、キリスト教において、愛を与えるという意味で、元々はアガペー(agape )という言葉でした。 主は、無限で無償の愛(アガペー)を持って、人間を愛し、イエスは、全人類の罪を背負って、十字架に昇られ、その愛を顕現されました。 このような行為は、最後の審判の際に、問われるため、「善きサマリア人の譬」のように、貧しき人や弱き人への布施や奉仕を行うよう教示されています。
絵画表現では、特に、母親の、赤子(自分の子、他人の子の区別なく)に対する自然な愛(母性愛)を、慈愛(チャリティ)として、多くの芸術家が表現しています。
この絵は、聖母マリアが、イエスと洗礼者ヨハネの二人の赤ん坊を、慈愛を持って抱きかかえている様子を描いていると思われます。
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