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【インターネット美術館・世界の名画】
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番 号:100-aa-012 |
画家名:アレクサンドル・カバネル |
作品名:パンドラ Pandora 1873 |
画 像: |
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【絵画解説】 |
パンドラ Pandora 1873
サイズ: 70 cm × 49 cm ウォルターズ美術館蔵
作 者:アレクサンドル・カバネル
パンドラは、ギリシャ神話に登場し、ヘパイストスが泥から造った最初の女性で、神々が彼女にパンドラ(全贈物・恩恵等)をしたことで、この名前がつきました。 この贈り物とは、、アテナから織物技術、ヴィーナスから女性の魅力、ヘルメスの狡猾さ、と決して開けてはいけない箱で、これらを持ってプロメテウスの弟エピメテウスの所に嫁ぎました。 ある日、パンドラは誘惑に負けて、この箱を開けると、そこから悲嘆、欠乏、犯罪、疫病、不和、闇などが飛び出してしまいました。 箱の中に、エルピス(希望)だけ残っていましが、箱を閉じてしまい、世の中に災厄が溢れ、人々は苦しみました。 これを読んでいる女性の方には悪いのですが、ゼウスが、秘密の炎をプロメテウスが盗んで、人類に与え、その繁栄を促すことになることをした罰として、彼女を送り込んだとも言われています。 なぜ、人々に、幸福だけでなく、災厄があるのかという理由づけに、この物語はよく引用されるそうです。
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