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【インターネット美術館・世界の名画】
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番 号:090-ab-047 |
画家名:アルマ・タデマ・サー・ローレンス |
作品名:雀に涙するレスビア Lesbia Weeping over a Sparrow |
画 像: |
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【絵画解説】 |
雀に涙するレスビア Lesbia Weeping over a Sparrow
サイズ: --- cm × --- cm 個人所蔵
作 者:アルマ・タデマ・サー・ローレンス
レスビアは、BC1世紀頃のローマの詩人ガイウス・カトゥルスの架空の恋人の名前で、カエキリウス・メテッルスの妻クローディアのことのようです。
彼女は、カトゥルス作「カエリウス弁護」に登場し、美男子カエリウスに振られたことを根に持ち、この男に毒殺されかかったとレズビアは訴えます。
しかし、カエリウスの弁護人キケロが、おもしろおかしく法廷の陪審員を説き伏せ、レズビアの不逞を明かしカエリウスを救うエピソードです。
レズビアという名前は、カトゥルスの友人で女流詩人のサッフォーの別名を拝借したようで、カトゥルス自身は女性たちはもっとサッフォーの詩を学ぶべきと述べていたそうです。
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