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【インターネット美術館・世界の名画】
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番 号:080-ao-006 |
画家名:ヤコポ・アミゴーニ |
作品名:ジュピターとカリスト Jupiter and Callisto |
画 像: |
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【絵画解説】 |
ジュピターとカリスト Jupiter and Callisto
サイズ: 62 cm × 76 cm エルミタージュ美術館蔵
作 者:ヤコポ・アミゴーニ
カリストは、最も美しいアルカディア王の娘でしたが、純潔で狩りの美神アルテミス(ディアナ)に貞節を誓い従者として行動を共にしていました。 しかし、その美しさにジュピター(ゼウス)が魅かれ、自分の想いを遂げようと画策し、自らをアルテミスの姿に変身させ、彼女と交わり妊娠させてしまいました。 ある日、カリストは、アルテミスと水浴することになりましたが、そのとき彼女が妊娠していることがアルテミスにばれてしまいます。 純潔の女神アルテミスは、従者が純潔でなくなったことに怒り、彼女をクマの姿に変えてしまい、狩って殺してしまったそうです。
ジュピターは、このことをたいへん悲しみ彼女の遺体を天に昇らせ大熊座にしたそうです。
この絵には、アルテミスに変身し頭に三日月を乗せたジュピターが、弓を持ったカリストから青い布をはだけさせ引き寄せている様子が描かれています。周りにはアルテミスの猟犬がいて矢筒が転がり、そして愛の象徴であるクピドが赤い布の下から二人を覗いています。
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