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番 号:080-ao-001
画家名:ヤコポ・アミゴーニ
作品名:アルゴスの首を受け取るユノー Juno Receiving the Head of Argos 1730-32
画 像:
【絵画解説】 
アルゴスの首を受け取るユノー Juno Receiving the Head of Argos 1730-32
サイズ: 108 cm × 72 cm  ムーアパーク美術館蔵
作 者:ヤコポ・アミゴーニ

 ヘラ(ユノー)は、タイタンのクロノスとレアの娘であり、ゼウスの姉妹にして妻であり、結婚、女性、出産、家族の女神で、女神の女王です。
 彼女は、ゼウスの浮気のため、浮気相手に対する容赦ない仕打ちを行う嫉妬心で様々なエピソードで有名です。
 また、ポロスという高い筒状の王冠を被り、牛やライオン、クジャクなどと一緒に、壮麗で厳かに描写されます。

○アルゴス
 ヘラは、ゼウスに浮気をさせないよう愛人で牡牛の姿に変えられたイオに、百の眼を持ち、眠る時も50の眼を開けている巨人アルゴスを見張り番としてつけました。
 しかしゼウスの命を受けたヘルメスは、イオを取り戻す際、アルゴスを斬首してしまいます。
 アルゴスの首はヘラに届けられ、悲しんだヘラはその百の眼を自らの従者であるクジャクの羽に飾ってあげたそうです。
  
   
 
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