インターネット美術館 【インターネット美術館・世界の名画】
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番 号:080-an-016
画家名:ジョヴァンニ・バッティスタ・ ピットーニ 
作品名:エフタの娘の犠牲 The Sacrifice of Jephtha's Daughter
画 像:
【絵画解説】 
エフタの娘の犠牲 The Sacrifice of Jephtha's Daughter
サイズ: 63 cm × 71 cm  サザンプトン市立美術館蔵
作 者:ジョヴァンニ・バッティスタ・ ピットーニ 

 エフタは、旧約聖書に登場し、戦争の勝利のため、神に自分の娘を捧げた人物です。
 アンモン人にイスラエルが侵略されようとしていた時、神の民マナセ族のエフタは、アンモン軍と交渉を行いましたが、交渉決裂し、イスラエルとアンモンとの間に戦争が勃発します。
 この時、イスラエル軍のエフタは、戦争を開始するにあたり神に対し、「戦争に勝利した暁には、家に帰り、最初に自分を出迎えた者を、生贄として捧げます」と誓いを立てました。
 その後、イスラエルは戦争に勝利し、エフタが家に帰ると、何と彼の娘が最初に出迎えてしまいました。
 娘は、エフタの話に耳を傾け、嘆き悲しみましたが、神との約束を果たすため自分が生贄になることを受け入れ天へと召されました。

  
   
 
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