インターネット美術館 【インターネット美術館・世界の名画】
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番 号:080-am-031
画家名:ジャン=マルク・ナティエ
作品名:ディアナの装いのアデライード婦人 Madame Adélaïde as Diana
画 像:
【絵画解説】 
ディアナの装いのアデライード婦人 Madame Adélaïde as Diana
サイズ: --- cm × --- cm  ベルナール・ダジェシ美術館蔵
作 者:ジャン=マルク・ナティエ

 この絵は、ジャン=マルク・ナティエによって描かれた「ディアナの装いのアデライード婦人」という作品です。

 マリー・アデライード・ド・フランス(Marie Adélaïde de France)は、フランス国王ルイ15世とその妻マリー・レクザンスカの四女で、大変美しかったと言われています。

 彼女は、父親ルイ15世の有名な愛妾ポンパドゥール夫人や次の愛妾デュ・バリー夫人と政治的に対立し、一時、姉妹たちともに修道院に入れられそうになったこともある。

 オーストリアとフランスの同盟強化のため、ルイ16世とマリー・アントワネットが政略結婚すると、父親とともにベルヴュ城に隠居していった。

 その後、マリー・アントワネットの国費の浪費などでフランス革命が起きると、熱心なカトリック教徒であった彼女はヴァチカンに亡命しローマ教皇の庇護を受けた。

 その後、各地を転々としトリエステで亡くなったそうです。


  
   
 
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