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【インターネット美術館・世界の名画】
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番 号:070-bn-013 |
画家名:ドメニコ・フェティ |
作品名:毒麦の譬え Parable of the Sower of Tares c. 1619 |
画 像: |
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【絵画解説】 |
毒麦の譬え Parable of the Sowerc. 1619
サイズ: 62 cm × 45 cm ティッセン・ボルネミッサ美術館蔵
作 者:ドメニコ・フェティ
毒麦のたとえは、マタイによる福音書に登場するイエスの比喩説法です。 天国の王国とは、人が畑に良い麦を植えるようなものだ。でも人が寝ている間に、敵が来て、麦の間に毒麦を植えられて逃げて行ってしまった。麦の芽が出てきたとき、毒麦の芽も出てきた。僕が主人の所に来て、どうしてよい麦を播かなかった尋ねた。主人は敵が来てやったことだと答えた。それじゃ抜いてしまいましょうと僕は主人に言った。主人は、そのままにしておいて、収穫の時、毒麦は引き抜いて束にし燃やしてしまおう、良い麦は集めて倉庫にしまおうと言ったそうです。
これは、何をたとえているかというと、神が主人で、麦が善人、毒麦が悪人、僕が天使で、地上に人間を降ろし繁栄させ、最後の審判で、天国へ行くものと地獄の業火に焼かれるものとが選別されるというようなことでしょうか。
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