|
【インターネット美術館・世界の名画】
このサイトでは西洋絵画史を簡単にご紹介させていただいております。 |
|
番 号:070-am-009 |
画家名:カルロ・ドルチ |
作品名:聖アンデレの十字架架刑 Cruxifixion of St. Andrew |
画 像: |
|
【絵画解説】 |
聖アンデレの十字架架刑 Cruxifixion of St. Andrew
サイズ: --- cm × --- cm バーミンガム美術館蔵
作 者:カルロ・ドルチ
使徒アンデレは、12使徒のひとりで、 兄のペテロとガリラヤ湖畔で、漁をしていた時に、イエスから声をかけられ、弟子になりました。このようなことから、兄ペテロとともにイエスから漁師の男たちと言われたそうです。 イエスが、浜辺で多くの人の前で説教した夜、今まで不漁であったのが、豊漁となり、イエスを救世主と信じ、すべてを捨て、弟子入りをしたようです。(諸説あり) 彼は、現在のロシアを含む東欧に伝道の旅を行ったため、いくつかの国の守護聖人になっています。また、トラキアで説教を行い、この教区が、後にコンスタンティノープル総主教庁に発展したため、彼が初代総主教とされています。
彼は、ギリシャのパトラで、X(クラックス)字型の十字架(今はアンデレ十字架と言われる)に縛り付けられ殉教しました。(この十字架磔刑は、自分はイエスと同じ十字架になる程の価値は無いとのアンデレの申し出で処されたとのことです。)
この絵では、聖アンデレが服を脱がされ、用意されているX字型十字架に縛り付けられる(釘はなし)直前の様子を描いています。
|
|
Copyright (C) 2005 Investassist all rights Reserved |