インターネット美術館 【インターネット美術館・世界の名画】
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番 号:070-ak-047
画家名:ニコラ・プッサン
作品名:ソロモンの審判 The Judgement of Solomon
画 像:
【絵画解説】 
ソロモンの審判 The Judgement of Solomon
サイズ: 101 cm × 150 cm  ルーヴル美術館蔵
作 者:ニコラ・プッサン

 ソロモンの審判は、ヘブライ聖書に出てくるエピソードです。
 それぞれ幼子を持ち、同じ家に住んでいる二人の母親が、ソロモンの所にやってきて言いました。
 幼子が一人死んでしまったが、残った一人は自分の息子だとお互い主張しました。
 ソロモンは剣をだし、残った子供を剣で半分にするから、それぞれを受け取れと言いました。
 母親Aは、その裁定に満足せず、それではどちらも子供を持てなくなると主張しました。
 母親Bは、子供は母親Aにあげて良いですから子供を殺さないでくださいと懇願しました。
 ソロモンは、自分の子供なら、たとえ諦めても命を救うはずだと言い、真の母親は母親Bだと裁定しました。
 この話は、ソロモンの深い知恵としてよく知られています。

 
   
 
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