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番 号:070-ak-030
画家名:ニコラ・プッサン
作品名:父の剣を発見するテセウス Theseus Finding His Father's Sword
画 像:
【絵画解説】 
父の剣を発見するテセウス Theseus Finding His Father's Sword
サイズ: 98 cm × 134 cm  コンデ美術館(フランス)蔵
作 者:ニコラ・プッサン

 テセウスは、ギリシャ神話に登場し、アテナイ王アイゲウスとトロイゼン王女アイトラの間に生まれ、母親に育てられました。
 16歳になるとテセウスは、父親アテナイ王アイゲウスに会うため旅に出ます。
 途中、棍棒使いの山賊ペリペテス、怪力の盗賊シニス、猪の怪物パイア、海岸で旅人を海に投げ込む盗賊スケイロン、レスリング試合で人を殺すケルキュオン、鉄のベットに旅人を寝かせベットから出た足を切断したり足りなかったら無理やり体を引き延ばす旅籠屋プロクルステスなどを倒します。
 既にメディアと再婚していた父親の所に行くと、不審に思われイノシシ狩りを命じられ、帰還すると毒薬により暗殺されかかりますが、かつて王がトロイゼンに隠してきた剣を示し、親子の再開を果たします。

 この絵には、トロイゼンの廃墟で、母親アイトラから、テセウスが産まれる前、父親アイゲウスが残していった剣とサンダルが大きな石の下に隠してあると教えられ、持ち上げようとしているテセウスの姿が描かれています。

※ この絵は、ニコラ・プッサンとジャン・ルーメルの共作です。

 
   
 
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