インターネット美術館 【インターネット美術館・世界の名画】
このサイトでは西洋絵画史を簡単にご紹介させていただいております。
番 号:070-ak-029
画家名:ニコラ・プッサン
作品名:エルサレム神殿の破壊 The Destruction of the Temple in Jerusalem or The Capture of Jerusalem
画 像:
【絵画解説】 
エルサレム神殿の破壊 The Destruction of the Temple in Jerusalem or The Capture of Jerusalem
サイズ: 198 cm × 147 cm  ウィーン美術史博物館蔵
作 者:ニコラ・プッサン

 西暦70年にローマ帝国の属州であったユダヤとローマ帝国との間に起こったユダヤ戦争において、エルサレムを包囲し兵糧攻めで陥落させたローマ帝国将軍ティトゥスによりエルサレム神殿は破壊されました。
 この破壊された日は、ティシュア・ベアブ(Tisha B'Av)と呼ばれユダヤ民族の悲劇の日とされ、またエルサレムに現在も残る嘆きの壁は、当時破壊を免れたものです。
 ローマに残るティトゥスの凱旋門にも、神殿の石などが使われたようです。

 
   
 
Copyright (C) 2005 Investassist all rights Reserved
inserted by FC2 system