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| 番 号：070-ak-026 | ||||||
| 画家名：ニコラ・プッサン | ||||||
| 作品名：聖エラスムスの殉教 The Martyrdom of Saint Erasmus | ||||||
| 画 像： | ||||||
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| 【絵画解説】 | ||||||
| 聖エラスムスの殉教 The Martyrdom of Saint Erasmus サイズ： 186 cm × 320 cm ヴァチカンi美術館蔵 作 者：ニコラ・プッサン 聖エラスムスは、聖エルモとも呼ばれ、１４救難聖人のひとりで、船員と腹痛の守護聖人です。 彼は、フォルミアの司教でしたが、ローマ帝国によるキリスト教徒迫害を逃れ7年間山に籠っていましたが、天使の説得で山を降り、3回ほど捕まっては拷問を受け脱獄しを繰り返し、最後はお腹を割かれ、引きずり出された腸は滑車で巻かれ殉教したそうです。 この象徴的な滑車と雷が彼のすぐ脇に落ちたとの言い伝えにより、雷と稲妻にさらされる船員の守護聖人となり、また腹を割かれたことによる腹痛の守護聖人ともなりました。 空気に浮かぶ火の玉を、セントエルモの火と言いますが、これは大気中に生じた電気の放電で、稲妻に関係する彼に因んでつけられたようです。 |
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