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【インターネット美術館・世界の名画】
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番 号:070-ak-013 |
画家名:ニコラ・プッサン |
作品名:四季、夏(ルツとボアズ) The Four Seasons: Summer, or Ruth and Boaz, 1660–1664 |
画 像: |
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【絵画解説】 |
四季、夏(ルツとボアズ) The Four Seasons: Summer, or Ruth and Boaz, 1660–1664
サイズ: 118 cm × 160 cm ルーヴル美術館蔵
作 者:ニコラ・プッサン
ルツ記には、エリメレクが、妻のナオミと息子達とで、モアブの地に移り住み、エリメレクが死に、二人の息子はそれぞれオルパとルツという妻をめとりましたが、この息子達はその10年後死んでしまったとあります。 未亡人となった3人の内、オルパは、躊躇しましたが故郷に帰り、ナオミとルツ(姑と嫁)は、エリメレクの故郷ベツレヘムに行き、二人で親戚の畑の落穂拾いなどをしていました。(貧しい人の権利として収穫時の落穂拾いが認められていたそうです) ルツは、たいへん働き者で美しく、義母を大切にしていたため、親戚のボアズに請戻し(未亡人を引き取る:レビラト婚)され、ダヴィデの祖父にあたるオベデを生みます。
落穂拾いとこのストリーがうまくマッチングしていて説得力がありますね。
この絵は、四季4作(春夏秋冬)のひとつで、ルツがボアズの前でひざまづいている様子が描かれています。
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